食べているのに元気が出ない高齢者へ|たんぱく質でやせ体質に!

※本コラムは、医食同源プロテイン監修医・たんぱく質を合成する肝臓の専門医である栗原毅先生の著書『1週間で勝手に痩せていく体になるすごい方法』(日本文芸社)および関連資料を参考に、わかりやすく再構成したものです。


3食きちんと食べているのに元気が出ない、疲れやすい――そんな悩みを抱える高齢者は少なくありません。

「年齢のせい」「体重がなかなか落ちないなのは食べ過ぎているからでは」と思われがちですが、実は体の中で栄養がうまく使われていないことが原因になっている場合もあります。

この記事では、血液中のたんぱく質「アルブミン」に注目し、元気を取り戻し、自然とやせ体質へ整えていくための食事と生活のポイントをわかりやすく解説します。

🟦 食べているのに元気が出ない原因は「体の中の栄養不足」

食事量はしっかりとれているつもりでも、実は体の中で栄養がうまく使われていない高齢者は少なくありません。年齢を重ねると、食事量そのものが減りやすくなるだけでなく、消化や吸収の力も徐々に低下していきます。さらに、歯周病などの慢性的な炎症や持病の影響が重なることで、栄養を全身へ送り届ける働きも鈍くなりがちです。

その結果、「食べているのに元気が出ない」「疲れやすい」「筋力が落ちた気がする」といった状態が起こりやすくなるのです。

🔹血液中のたんぱく質「アルブミン」の役割

アルブミンとは、血液中に存在するたんぱく質の一種で、体内の栄養を必要な場所へ運ぶ 運送役 のような働きをしています。
筋肉や皮膚、内臓、免疫機能など、体のあらゆる組織はこのアルブミンによって栄養が届けられることで正常に保たれています。


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🟦 アルブミンが不足すると起こりやすい体の変化

アルブミンが不足すると、たんぱく質や栄養をとっていても十分に体づくりに使われず、栄養は入っているのに、体が作れない状態に陥ってしまいます。
そして、体にはさまざまな不調があらわれやすくなります。

まず感じやすいのが、疲れやすさ。

栄養が十分に運ばれないことでエネルギーがうまく作られず、少しの動作でも疲労感を覚えやすくなります。
また、筋肉に必要な栄養も届きにくくなるため、筋力が低下し、結果として基礎代謝も下がり、痩せにくく脂肪が燃えにくい体に。
さらに、免疫力の低下や、肌・髪・爪のツヤが失われるといった変化も起こりやすくなります。

こうした症状は「年齢のせい」と思われがちですが、実は老化ではなく低栄養が原因のケースも少なくありません。

🟦 アルブミンを支えるのは「動物性たんぱく質」

アルブミンをしっかりと保つために、毎日の食事で意識したいのがたんぱく質の摂取です。中でも、肉・卵・魚といった動物性たんぱく質は体内での利用効率が高く、筋肉や内臓、免疫の材料として素早く使われます。とくに卵は栄養バランスに優れた食品で、1日2〜3個を目安に取り入れても問題ありません。

1日に必要なたんぱく質量は、体重と同じグラム数が目安とされています。
体重60kgの人であれば約60gを意識することで、アルブミンを支える土台が整いやすくなります。

🟦 口の炎症があると、たんぱく質は効きにくい

歯周病や口内炎など、口の中に炎症がある状態では、たんぱく質をしっかりとっていてもアルブミンが十分に増えにくくなることがあります。
慢性的な炎症があると、体は修復に多くの栄養を使ってしまい、筋肉や代謝のために回す余裕がなくなるからです。

高齢者ほど「栄養対策=口腔ケア」と考えることが大切で、毎日の歯みがきや定期的な歯科受診が、アルブミンを支える土台づくりにもつながります。

🟦 食事だけで足りないときは、プロテインを上手に活用

たんぱく

質は毎日の食事からとるのが基本ですが、高齢になると「食が細くなった」「肉や卵が重たく感じる」といった理由で、必要量を確保するのが難しいことも少なくありません。そのような場合は、プロテインで不足分だけを補う方法も一つの選択肢です。

消化や吸収に配慮された高齢者向けのタイプなら、少量でも効率よくたんぱく質を補給できます。
無理に食事量を増やそうとするのではなく、体調や食欲に合わせて上手に取り入れることが大切です。

おすすめなのが、医食同源プロテイン
体にやさしく吸収されやすい設計で、私が監修しました。
無理なく、続けやすく、体に必要なたんぱく質を補えるよう設計しています。
アルブミンを支える毎日の健康づくりのパートナーとして、ぜひ役立ててください。

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🟦 まとめ|たんぱく質を味方につけて、元気にやせ体質へ

(出典:『1週間で勝手に痩せていく体になるすごい方法』日本文芸社)

 

食べているのに元気が出ない原因は、年齢だけでなく「たんぱく質不足」や「アルブミン低下」が関係している可能性があります。

動物性たんぱく質を意識した食事と、口腔ケアを含めた日々の体調管理が、筋肉・代謝・免疫を支える土台になります。
体が元気を取り戻すことで、無理な制限をしなくても、自然と“やせ体質”へと整っていきます。
食事だけで難しい日は、プロテインで無理なく補うのも一つの方法です。

今日の食事から、まずはたんぱく質を意識する一口を増やしてみましょう。